地域支援部門では、法人事業として地域貢献事業等の実施や、身体障害者福祉法第34条に定められている身体障害者社会参加支援施設である「聴覚障害者情報提供施設」(平成3年 東京都認可)を運営しています。都内在住在勤の聴覚障害者の方々の生活の質の向上のための相談支援や、情報収集できるライブラリースペースの運営や文化・教養活動の推進支援を担っています。
相談支援事業
専門の相談員が聴覚障害者の社会的自立促進のために、来所、電話、FAX、電子メールなどを通じ、主に次のような相談や情報提供を行っています。
- 生活相談、障害や医療、福祉制度など生活に関する相談
- 精神保健福祉相談(ケースワーク・グループワーク・アウトリーチ等)
- 聞こえの相談
- その他、教育や就労に関する相談等
聴覚障害者向け文化教養講座およびサロンの企画と運営
当センターでは聴覚障害の方々を対象とした 文化教養講座 および サロン を実施しています
(一部講座は聞こえる方も参加可能です)。
聞こえないことに配慮した方法で行いますので、安心して参加できます。
内容とお申し込みについては、各種ページをご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしています。
年度の途中から参加を希望される場合は、センターまでご連絡ください。
聴覚障害者向け映像ライブラリー等の運営
字幕・手話付ビデオ等の貸出
聴覚障害者向け映像ライブラリーとして、東京都内の聴覚に障害をお持ちの方をはじめ全国の方々に字幕・手話付きビデオ等を貸出しています(平成24年3月現在約3,700作品)。その他、劇場公開された映画に、聴覚障害者向けの字幕を付けた16ミリ映画フィルム(約200本保有)の貸出も行っています。
聴覚障害関係の図書・資料等の閲覧、貸出
聴覚障害者、関係者の要望に応えライブラリースペースに聴覚障害や手話、要約筆記等に関する図書、関係団体等の機関紙(誌)等、関連する資料を常設し、閲覧と貸出を行っています。(平成26年3月現在の蔵書約3,700冊)。
その他、利用者の情報収集等の支援としてパソコンを設置しています。
施設見学
当センターの見学を希望する場合は、事前予約で聴覚障害者情報提供施設部門の見学を実施しています。
施設の諸事業の説明、センター紹介ビデオの視聴、字幕制作部門の見学等を、その目的や希望に応じて調整し、実施しています。